• 注文 - 注文設定

    有効期間(GTC/IOC/FOK)

    有効期間とは、トレーダーが注文の約定前後どれくらいの期間アクティブの状態を維持するかを選択できる特別な指示ボタンです。これらのオプションによりトレーダーは投資戦略をより制御できるようになるので、アクティブなトレーダーにとって特に重要です。

    BaseFEXでは、指値注文に使用できる3種類の有効期間オプションがあります。

    GoodTillCancelled (GTC) 注文は、トレーダーがキャンセルしない限り、注文が完全に執行されるまで無期限に有効です。 GTC注文は、注文全体が約定されるまで待つ意思があるトレーダーに適しており、未約定の数量をいつでもキャンセルできる柔軟性を備えています。これは、BaseFEXで行われるすべての注文に対するデフォルトのオプションです。

    ImmediateOrCancel (IOC) 注文は指値またはそれより有利な値段ですぐに約定されなければなりません。注文がすぐにまたは完全に約定できない場合、未約定の部分はキャンセルされます。大量の注文が市場に出されるとき、IOC注文が使用される場合があります。大量の注文が多種多様な価格で約定されるのを避けるために、IOCはすぐに約定しない注文を自動的に部分的にキャンセルします。

    例えば、トレーダーAは、IOC有効期間戦略を使用して、7,000USDの価格で10,000契約、買いロング、指値注文で市場に参入しようとしています。市場デプスには、7,000USDの売り価格で8,000契約しかありません。そのため、この注文は執行され、7,000USDで入手可能な8,000契約を約定し、残りの2,000契約は取り消されます。

    FillOrKill (FOK) 注文は、指値またはそれより有利な価格で直ちに全数が約定される必要があります。そうでなければ、その注文は完全にキャンセルされます。部分的な約定はできません。FOK注文は通常、スカルピング手法を用いる、または、市場での機会を利用したいと考えているデイトレーダーによって使用されています。

    たとえば、トレーダーAは、FOK有効期間の戦略を使用して、10,000契約で7,000USDの買いロング指値注文で市場に参入しようとしています。注文作成時には、市場デプスには7,000 USDの売値で8,000契約しか存在しません。そのため、7,000USDで購入可能な数量8,000では指値注文を完全に執行することができないため、注文は約定されず、よってキャンセルされます。

    ポスト・オンリー

    指値注文および条件付き指値注文に追加できるオプションとして利用できるポスト・オンリー機能は、指値注文が確実に取引板に記載され、そのため、最終的に決済された際にはメイカー報酬を受け取れることを保証してくれます。このオプションを選択すると、発注直後に執行されるようであれば、システムが自動的にこの指値注文をキャンセルします。

    取引上の主な目的

    指値注文にPostOnlyオプションを選択すると、この指値注文が確実に注文板に掲載され、そのため、注文が執行された際にメイカー報酬を受け取ることができます。 トレーダーとくに、大口のまたはスカルプトレーダーにとっては気になるコストである取引手数料の削減に役立てることができます。

    例:

    非常に不安定な市場状況(例えば、ダンピング)において、トレーダーAはBTCUSD 100,000 契約を7,000ドルで買持しようと、注文を設定しました。注文板に表示されている現在の最良売値(ASK)は7,001でしたが、すぐに変動し、指値注文が提出されたときには6,995になりました。

    以下は、指値注文を提出する際にPost-Onlyオプションを選択した場合と、選択しなかった場合の2つの例です。

    • ポストオンリーオプションを使用しなかった場合
      指値買い注文の注文価格(USD 7,000)に対して、最良売値(ASK)は(USD 6,995)に移動しているので、システムはこの指値注文を即座に成行注文として入手可能な最良売値から7,000ドルまでの価格範囲で約定します。
      その結果、トレーダーAはメイカー報酬の受け取りを期待していたのにも関わらず、テイカー手数料を支払うことになります。注:指値注文の執行はその注文に対して選択された有効期間にも大きく左右されます。

    • ポスト・オンリーオプションを使用した場合
      買い指値注文に設定した注文価格(USD 7,000)と比較して、最良売値はすでにより有利な価格(USD 6,995)に移動しているため、本来であれば即時に注文が執行されてしまいます。したがって、取引板に掲載されることはないため、システムは自動的にこの指値注文をキャンセルします。 これにより、トレーダーAは意図に反してテイカー手数料を支払うことを回避することができます。

    Reduce-Only

    指値注文に追加できるオプションとして利用可能なReduce-Onlyは、既存のポジションの契約サイズと一致するように指値注文の契約数量を減少または調整することで、ポジションサイズを確実に減少させたいときに有用です。これにより、ポジションが意図せずして増加することはありません。

    主な目的

    Reduce-Onlyは、現有ポジションが既に解消・ストップアウト・清算された場合に、利食い設定した指値注文が反対売買方向の新たなポジションとして執行されないように使用します。

    例えば:

    トレーダーAは現在、買い持ちで1,000 BTCUSD契約をUSD 7,000の価格で保持しており、損切をUSD 6,800で設定しています。さらに、指値価格をUSD 7,200に設定して、利食/部分的利食注文を設定したいと考えています。以下は、[Reduce-Only]オプションを選択した場合と選択しなかった場合の利食設定例です。

    • Reduce-only オプションを選択しなかった場合

      最終取引価格が先に設定した損切価格に達し、ポジションが解消された後に、7,200ドルまで上昇し始めた場合、以前設定した利食い指値注文も約定する可能性があります。この場合、意図に反して7,200ドルで売りの新規ポジションが建つことになります。

    • Reduce-onlyオプションを選択した場合

      最終取引価格が先に損切価格に達すると、かかる注文に設定した7,200ドルの利食い指値注文が自動的にキャンセルされます。利食注文が執行しないことで、意図に反して新規ポジションが建つことを回避できます。

      以下にご注意ください:

    1)ポジションを保有していない場合には、他にアクティブな注文があるかどうかにかかわらず、システムは自動的にReduce-only注文の発注を拒否します。

    2)ポジション欄から利用可能な「指値/市場価格でポジション決済」機能には、デフォルトにてReduce-only機能および執行優先機能が組み込まれています。証拠金が不十分な場合、ポジション決済と同じ売買方向に設定された最も不利な指値価格のアクティブ注文が最初にキャンセルされます。

    3)買いロング/売りショートポジションを保有しており、他にアクティブ注文がないと仮定した場合、現有ポジションの契約サイズと同数かそれ以下のReduce-only注文しか設定できません。現有ポジションの契約サイズを超えるReduce-only注文を設定すると、その契約数量が自動的に減少します。

    4)現有ポジションに加えてアクティブな注文を保持している場合;

    • Reduce-only オプションを使用した注文が存在しない場合

      新規発注するreduced-only注文とこの注文よりも有利な価格のすべてのアクティブ注文の合計契約サイズが、現有ポジションのサイズよりも大きくなることはありません。この新規注文の契約数が自動的に減少またはその全数がキャンセルされます。

    • Reduce-onlyオプションを使用した注文が既に存在する場合

      新規発注するreduced-only注文とこの注文よりも有利な価格のすべてのアクティブ注文の合計契約サイズが、現有ポジションのサイズよりも大きくなることはありません。最も不利な価格のReduce-only注文が自動的に減少またはその全数がキャンセルされます。

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